美術館教育:アートカード
幸運なことに、来春から大学で1コマだけ教鞭を執ることとなり、
カリキュラムを作っています。
そこで、学生さんと一緒に体験する博物館教育のいち活動として
アートカードを探していました。
あらためてさがしてみると、多くの館が提供していることに驚きました。
アートカードとは、各美術館が所有している絵画等の所蔵作品をカードに仕立てたものです。枚数はそれぞれの館で異なります。遊び方も様々用意されています。
共通しているのは鑑賞や表現の教育のために発行されていることでしょうか。
その一部を紹介します。
http://www.taromuseum.jp/education/education.html
教材貸出、のところに、アートカードとあります。
山梨県立美術館
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/education/
「みるえ」という名前
アートカードを使うことで、何が得られるか記述がありますね。
何をリファレンスに書いているのか、気になります。
静岡県立美術館
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/education_lecture/kyoushitsu/2017/rent.php#04
このページにも書いてある通り、アートカードを借りたい・使いたい場合、通常は「郵送」でやり取りを行います。
茨城県近代美術館
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/education/card/index.html
収納パックに手持ちのところが付いているので、風などがなければピクニックがてら外で、アートカードで学ぶ、なんていうことも楽しそうですね○
ざっとさがして、これだけすぐに見つかりました。
図工の時間の教材にしてもよし、美術の時間に使うこともできます。
または美術館へ社会見学する前に、事前に取り寄せて事前授業をしてみたり、
あるいは、時間と労力はかかりますがアートカードを所有している館の学芸員さんにコンタクトをしてアートカードと共に学校に来ていただき授業をお願いするのもいいですね。
学校と美術館の接続を考えるのにも
アートカードは使えそうです。